箱ひげ図を作成

Box Plot

無料・登録不要で箱ひげ図を作成することができるオンラインツールです。
グラフは画像で保存したり、ウェブ上に一時保存・URLで公開することもできます。

箱ひげ図は、データの分布を視覚的に表現するためのグラフで、中央値、四分位数、外れ値を示すのが特徴です。
これにより、データのばらつきや中心傾向を理解しやすくなります。

データ入力

各行に「ラベル」とカンマ/スペース区切りの数値を入力してください(例: 100, 200 250 450, 650)

設定・スタイル

プレビュー

箱ひげ図はどんなグラフですか?

データの分布を「中央値」「四分位数(Q1・Q3)」「外れ値」で要約して示すグラフです。 ばらつきや中心の位置、歪み、外れ値の有無を一目で把握できます。

箱・ひげ・外れ値は何を表していますか?

  • 箱(Box):第1四分位数 Q1 から第3四分位数 Q3(中央50%の範囲)
  • 箱の中央線:中央値(50パーセンタイル)
  • ひげ(Whisker):通常は Q1−1.5×IQR と Q3+1.5×IQR の範囲内で最も内側の観測値まで
  • IQR:四分位範囲(Q3 − Q1)
  • 外れ値:ひげの外側に位置する観測値(点で表示)

どんなデータ・場面に向いていますか?

  • 群(カテゴリ)間の分布比較(例:クラス別テスト点、製品ロット別測定値)
  • 外れ値の検出や分散の違いの把握
  • 平均だけでは分からない分布の広がり・偏りの確認

データはどのように準備・入力すればよいですか?

  • カテゴリ(グループ)ごとに複数の数値データを用意します。
  • 数値のみを使用してください(空欄や非数値は無視・除外されます)。
  • 小数も扱えます。単位がある場合は同一単位にそろえてください。

外れ値はどのように扱われますか?

通常、Q1−1.5×IQR より小さい値、または Q3+1.5×IQR より大きい値が外れ値として点で表示されます。 外れ値は計算から除外されるわけではなく、分布の可視化上で強調されます。

五数要約とは何ですか?

  • 最小値(しばしば下ひげの端に対応)
  • 第1四分位数 Q1
  • 中央値(第2四分位数)
  • 第3四分位数 Q3
  • 最大値(しばしば上ひげの端に対応)

複数グループの比較はできますか?

複数のカテゴリ(グループ)を並べて表示することで、分布の中心・ばらつき・外れ値を比較できます。

サンプル数が少ない場合の注意点は?

  • 中央値や四分位数の推定が不安定になりやすい
  • 外れ値の判定が過敏になる可能性がある
  • 十分なサンプル数を確保するか、他の可視化(散布図・ストリッププロット等)も併用すると安心です

箱ひげ図の利点と限界は?

箱ひげ図から読み取れること/読み取れないことは?

  • 読み取れる:中央値、ばらつき(IQR)、歪み、外れ値の有無
  • 読み取りにくい:分布の細かな形(多峰性、正確な密度の形状)

画像として保存するにはどうすればよいですか?

プレビューエリアの下にある「画像をダウンロード」ボタンをクリックすると、作成したグラフをPNG/JPEG/SVG形式・画質を指定してダウンロードできます。

アスペクト比を変更したい場合は、プレビューの枠線の右下にあるハンドルをドラッグして調整できます。

データを一時保存するには?

プレビューエリアの下にある「グラフを保存・公開」ボタンをクリックすると、作成したグラフを一時的に保存できます。

保存した際に発行されるURLとPWで後で再編集することが可能です。グラフをURLで一般公開することもできます。

保存したデータを読み込むには?

「保存済みデータから再開」ボタンからグラフを読み込むことができます。 読み込む際には、保存した際に発行されたURLとPWを入力してください。

CSVやコピー&ペーストで一括入力できますか?

「一括入力」ボタンからダイアログを開き、スプレッドシート/ExcelやHTML表をコピーして貼り付けるか、CSVファイルを選択してください。
各行・各列への入力内容は画面をご確認ください。
貼り付け後プレビューで編集し「確定して反映」でグラフ・チャートへ反映されます。